ハモニコ工房の家づくり
先人たちが植えた山の木が、かけがえのない空気と清らかな水をつくり人を育んでいます。
私たちは今、先祖から贈られた木を使って家を建てています。
それはやがて未来に生きる人たちへの贈り物になります。
家づくりとは自分のものであり、自分だけのものではないと言えるのかもしれません。
先人たちに込められた深い知恵と共に、未来ある家づくりをしませんか?
手づくりへのこだわり
木の性質を熟知した職人が、金物に頼らず手仕事で木と木を組み上げる伝統構法「木組み」
私たちは、古来から受け継がれてきた日本の伝統構法を現代住宅に活かし、社寺や古民家のように、数百年先までもつような丈夫で長持ちする家づくりを目指しています。
職人が長年に渡り手と目で培ってきた技や手仕事からは、職人たちの魂・森林文化・芸術性など、日本人としての誇りが感じ取れます。
時期がくればメンテナンスは必要になってきますが、木組みを活用することで将来、柱や梁など傷んだ箇所を修繕しながら住み継ぐことができます。
また生活スタイルに合わせて間取りを変更する際も、組み上げた木を外して再び組むことができるので、廃材やコストを最小限に抑えられる魅力があります。
現代住宅のデザインを活かしながら、土壁・漆喰・無垢の面材など自然素材をふんだんに使用し、天然乾燥を行った木材を利用することで、環境にも優しく健康的な家づくりにも取り組めます。
家づくりをするにあたり、全く同じ現場はありません。
お施主様の想いや家族構成など、生活スタイルによって家のつくりは変わってきます。
その都度、各職人が集まって知恵を出し合い「一棟入魂」の気持ちを込めてより良いものを作ろうとする努力は惜しみません。
人生の中でも大きな出来事となる家づくり。
価値あるものをつくるため、ハモニコ工房ではきめの細かい設計や施工を行っています。
時間や費用は多少かかりますが、できる限りご予算内に納まるようにも心掛けています。
あなたの大切な家づくりのパートナーとなれれば幸いです。
地震から身を守る 貫(ぬき)構法
今やいつ訪れるか分からない巨大地震。
日本の伝統構法の一つに貫構法があります。
柱と柱に貫を通し耐力壁を作ることで、大きな揺れが来た時でも木と木がめり込みガッチリと組み込まれ、粘り強さを発揮する構法です。変形しても倒壊しにくい構造で身を守ることができます。
現代の金物を多用する構法だけでは、想定以上の過大な力が掛かった場合、破壊・倒壊する可能性があります。熊本地震では一度目の地震で筋交いが破壊され、二度目の地震で倒壊した建物の事例もあり、はしごのように組み上げた貫構法を推奨しています。またさらに、安全性を向上させるオイルダンパーを併用した耐震壁などもご提案しています。
今一番、危険な災害から命を守ることを見直してみませんか?
自然を楽しむ
愛媛の南予地域はとても自然豊かなところです。
季節の四季折々も楽しめます。
私たちがつくる家は、自然と共存できるような解放感あふれる居住空間、吹き抜け・掃き出し窓から光や風を取り入れることなどが特徴的です。
木材の美しさが感じられるしつらえ、人の健康や周りの環境を考慮した、漆喰の仕上げにも力を入れています。
その土地の気候風土に合った、自然と一体となれるような空間をご提案したいと考えております。
造り付けスタイル
洗面化粧台をはじめ下駄箱・各収納スペースなど、設計を行う段階で配置を決め、家具を造り付けていくスタイルです。
家具も住まい方に合わせて設計するこで、より快適で便利な空間になります。
必要な家具を適度な大きさで最適な位置に配置できるので、あちらこちらに突出している家具をよけながら生活するという煩わしさからも解消されます。
各部屋の雰囲気も統一でき、お部屋も家具も同じように年月を経ていくので、違和感なくスッキリして見え、味も出てきます。
木の無垢板を使った職人手造り収納家具で、既製品の物とは一味違った空間をお届け致します。